✔︎この記事ではこんな疑問に答えます

- サウナ浴で水風呂から上がると、肌がまだらに赤くなったのだけど、あれって一体何?
- 危険なの?
- どうしてなるの?
✔︎本記事のテーマ
この記事を読むことで、水風呂から出た後に肌がまだらに赤くなる現象「あまみ」について詳しく学ぶことができます。
では早速見ていきましょう!
サウナ浴で肌が赤くなった!その原因と仕組みとは?
肌が赤くなる現象は「あまみ」
サウナでしっかり温まった体を水風呂で締め、水風呂から上がった時に肌がまだらに赤くなることがありますが、サウナーの中ではその現象を「あまみ」と呼んでいます。
サウナドクターこと、慶應義塾大学医学部特任助教・日本サウナ学会代表理事をされている「加藤容崇」医師の話によれば、この現象は医学用語的には「動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)」と呼ばれています。
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そんな、医学用語まである「あまみ」ですが、元々は富山県の方言が由来になっているらしいですよ。
「あまみ」ができることは良い!?
一見、「え?!何これ?!」とびっくりしてしまうような現象ですが、全く危険ではありません!
むしろ、とても良いことで、サウナ浴をしっかりできている証拠です!
そして「あまみ」はサウナ浴すれば誰でも現れる現象で、毛細血管に大きな関わりがあります。(詳しくはこちら)
誰でも現れる現象と言っても、日焼けをしていて肌が黒い人は「あまみ」が見れないかもです。(あくまで私の推論ですが、、)
というのも、私自身、ゴルフやサッカーが好きでよくやるのですが、日焼け止めをあんまり塗らないので日焼けがやばいです。この間もスノボー焼けして冬なのに肌黒くなりました(体質もあるんだろうな、、、)。そんな私ですが、サウナにはほとんど毎日行っているにも関わらず、この「あまみ」とやらを自分の体で確認したことがないです。
しかし一緒にサウナに行った友人(肌が白い)は「あまみ」ってました。
なので、肌の色は関係あるのかなぁなんて思っているおいらです。
「あまみ」ができる仕組みとは?
正式名称「動静脈吻合」と呼ばれる「あまみ」ですが、この現象は「毛細血管」と深いつながりがあったようです。
基本的に動脈と静脈は毛細血管を通じてつながっています。
しかし、体の一部では動脈と静脈が毛細血管を介さずに直接つながっているところがあり、これを動静脈吻合と言い、素早く周りの温度変化に対応するためのものです。
毛細血管では数多くの血管に別れてゆっくり血液を流すことで、細胞に触れる面積や時間を増やして物質を効率的に供給することができるのですが、サウナのような急な温度変化には対応できません。
一方で、動静脈吻合には動脈と静脈がつながるところに交感神経によって動かされる「バルブ」のようなものがついていて、急な温度変化にも対応できるようになっています。
さて、「あまみ」が発生する流れですが、サウナに入って体温が上がり、その熱を冷まそうと体内の血液量が増えます。
また、体の中心部に近い血管から皮膚に近い血管まで、「内部から外部」へ向かって血液が流れます。
体が温まった状態で水風呂に入ると、体の表面は急速に冷たくなり、表面の毛細血管が一気に閉じます。
そして、水風呂から上がって外気浴をすると、即座にバルブが開いて血液が流れて赤くなり、反応が遅い毛細血管はまだ閉じたままなので血液が流れにくく肌が白いまま。
この温度の変化スピードの違いによって生まれるが赤白のまだら、すなわち「あまみ」です。
よって、「あまみ」が見えるということは、しっかりと 温→冷 のサウナ浴ができている証です。
誇りを持って堂々としましょう!
というわけで今回は以上です。
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今回ご紹介した、加藤医師による書籍はこちら↓
コメント
めちゃくちゃ読みにくい文章…
コメント有難うございます!
もう一度記事を見直して修正いたします!
ご指摘ありがとうございます