
話題のサウナに行ってみたけど、サウナを出た時、水風呂を出た時に「めまい」がした。これが噂の「整う」なのかなぁ?
整うって結局なんなんだろう。。。
こんな疑問に答えます。
✔︎本記事のテーマ
この記事を読むことで、「整う」と「めまい」の明確な違い、そして「整う」とは具体的にどう言うことなのかがわかり、「整う」ためのサウナの入り方がわかります。
では早速みていきましょう!
サウナ中に「めまい」それ、整ってないです。。
「めまい」は「整い」ではない!間違ったサウナの入り方
「めまい」と「整う」はまったくの別物です!
この「めまい」は、急激な温度変化によって血圧が乱高下してしまい、心臓や血管に異常事態が発生している「ヒートショック現象」、または過度な脱水による熱中症の可能性が高いです。
最悪の場合は死に直結することもある、非常に危険な状態であることを理解しておきましょう。
私の初めてのサウナ体験はバイト先の先輩に連れられて行ったことですが、水風呂を出ようと立ち上がった瞬間に視界が真っ白くなって膝をついてしまいました。
考えてみたら、サウナに入っている途中から、きついなぁと思いつつも我慢してしまっていました。
このヒートショック現象ですが、血圧が高い人や高齢者がなりやすいと言われています。
「耐えれば耐えるほど気持ちい」では決してないので無理をしてサウナや水風呂に入るのはやめましょう。
本当の「整う」とは
整うとは、端的に言うと、「心身ともにリフレッシュされた、調和の取れた理想的な状態」です。
この整うと言う感覚を、マラソンの「ランナーズハイ」の時と似ていると言う人もいれば、「恍惚感」や「トランス状態」と表現する人もいます。
そんな「整う」ですが、体の中では一体どのようなことが起こっているのでしょうか。
80~90度のサウナの中で人の体は、ある一定の時間を過ぎると危険信号を出すために交感神経を優先させます。
そして、十分温まって水風呂に入ると、「気持ちいぃ」とは感じるのですが、当然、17度ほどの水にずっと浸かっていたら体が危険信号を出します。
よってここでも副交感神経ではなく、交感神経が優先されるようになります。
水風呂を出て外気浴スペースで休憩をする。
すると先ほどまで大きく交感神経が優先されてたものが、反発して副交感神経へと変化するため、身体が一気にリラックスモードに入ります。
ここでは水風呂によって凝縮していた血管や、体温、脈拍などが平常時近くに戻ります。
極端に寒いところから暖かいところへきた時に「ほっ。」とするあの感覚、あれこそが「整う」なのです。
正しい入り方を身につけよう
ほとんどのサウナーさん達が実践している、サウナの入り方は
「サウナ」→「水風呂」→「外気浴」
のサイクルです。
それぞれのタームでどれくらいの時間を取ればいいのかは完全に人それぞれなのですが、大体の時間配分は、
サウナ4 : 水風呂1 : 外気浴5
くらいの割合が良いと言われています。
割合の大きさからもみて、優先するべきことは確実に「外気浴」です。
なぜなら、先ほどにも記した通り、外気浴で「整う」からです。
外気浴なしではサウナは語れないので、この時間を削ることだけは避けましょう。
もっと詳しくサウナの入り方を知りたい方は別記事で解説しているので、そちらをご覧ください👇
というわけで今回は以上です。
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